読了しました。 マユさんが書きたいものを書きたいままに書いたという、この作品。 恋愛カテというよりは、後半ヒューマンドラマかもしれませんが、とても文学的で心に響きます。 マユさんの作品に出てくる人は、どの人も、その人の立場が鮮明に描かれています。どの人にも、他者とは異なる“その人だけの意思”があります。 主役の光ちゃんだけでなく、ちょっと角度を変えてみれば、ちゃんと、それぞれの人の考えや、感じたことが読みとれます。否定的に書かれている人物でさえも、でも、この人には、こういう生い立ちがあるからな……と、理不尽な態度の理由が理解できます。 一人ずつに魂が宿っているんですね。 マユさんの人間観察力のなせる業かなと。 そして、この作品では随所で見られる比喩表現が素晴らしかったです。コンビニでの金太郎飴とかね。数えあげたらキリがありませんが。 こういうのは文章を書きなれたからといって書けるものではありません。天性の感性なんだと思います。個性的なのに誰が読んでも、すっと意味が伝わるっていうのは、凄いです。 物悲しいストーリーでしたが、ラストは、それでも前を向いて歩こうと思える、素敵な作品でした。
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東堂さん(〃ω〃) 最後まで読んでいただき、レビューもありがとうございます! いつも素敵なレビューで、本当に励まされます。書いて良かったです(o^^o) 初めての長編を、とりあえず書ききれて良かった笑笑。 また挑戦したいと思います(〃ω〃)!!
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じつは、いい作品のレビューを書くのは簡単なんですよ。難しいのは、あんまり面白くない話ですね。相手を傷つけないようにしつつ、でも嘘は書きたくないので…って感じで。 マユさんの作品は、いつも心をゆさぶられるので、レビューは簡単です!w 一作一作で上達してると思いますよ(*^^*) ぜひ、また挑戦してください。 でも、ムリはしすぎないように。 好きな小説を、好きなときに、好きなように書く、それが一番です。 では、また~(*゚▽゚)ノ
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