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雪に溶ける
雪翅
2018/6/8 15:27
情熱に動かされて、幸せに溺れきる『今』。 だけど、一年先、一日先、一秒先には、どうなってるか。 一つのきっかけが、主人公をどんどん不安に陥れていく。 私も、そういう想いには覚えがあります。 自分に自信がなくなった時、人の好意にすら不安になってしまう。「今は好きでいてくれるけど、それっていつまで? この先は?」なんて疑いの目で見てしまう。家族でも、友だちでも、そして恋でも。 だけど、それは、相手を信じてないのと同じこと。自分に向けてくれる想いを軽んじてるのと同じこと。 彼の『残酷』という言葉の意味はそういうことだったのかな、と私は思いました。 大切な関係を続けたいなら、自分でその努力をしなくちゃ。 いつ来るかわからない未来に怯えてただうずくまるよりも、自分の欲しい未来を掴み取るために自分磨きをする方が楽しいし、幸せになれるはず。自分も、彼も。 「好きになった方の負け」なんてよく言うけど、私は「好きって気持ちに素直になった者勝ち」だと思ってて、彼はまさに私の持論を体現してくれたような気がしました(笑 これからどう転がるかわからないけど、ラストの主人公は少しだけ強くなれた。そう信じたいです。 少しの間でしたが、更新追うの楽しかったです。 ありがとうございました(*^-^*)
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雛姫
2018/6/8 20:42
雪翅さん、素敵なレビューを有難う御座います。 この話、レビューなんかつかないと思ってたので、本当に嬉しい。 こんな風に掬い上げてくれる雪翅さんには、感謝しか在りません。 レビューには頷く事が多く、それからそんな風に受け取って頂いたのかとも思いました。 気持ちが強くなるにつれて大きくなる不安。 雪翅さんが言うように、ヒロインは相手を信じれてなく、その想いを軽んじているのだと思います。 捨ててもそこに残るのは残酷な現実だけなのに。 そういう想いは雪翅さんが感じてくれたのと、同じ考えです。 だからこそ、ヒロインを叱咤するような「努力をしなくちゃ」という辺りの文章は、嬉しい感想でもありました
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