清瀬 美月

ちょっと甘酸っぱくてセンチメンタルな『想い出』は、きっと一生胸の奥で留まり続けるんでしょうね。 素直にすーっと入ってくる言葉選びが優しいです。 少しくすぐったくて切なくて。 柔らかい夏の描写が、情景に温かみを感じさせてくれます。 続く『盲目な嘘』はシチュエーションがどうであれ、経験したことがある方は多いんじゃないかなあ。 まさに恋は盲目ですね。 こういうドキドキ感がまた淡い恋に拍車をかけていくんですよね。 大人になると経験は価値となって、それなりに対応も対処も覚えていくのだけれど、小さな嘘ひとつに必死だった頃に抱いた想いは、何年経っても忘れられないんでしょうね。 勢いと好奇心、何も疑わず真っ直ぐな恋が眩しいです。 幼い恋もやがて終止符が打たれるのですが、このもどかしさがまたほろ苦い。 それから何年も経過して、それぞれの道を進んだとしても、甘酸っぱい記憶はずっと二人の、もしかしてこの記憶は秘密の共有になるのかなと思うと、きゅんきゅんしました。 可愛い恋の詩を堪能させていただきました。 彩葉ちゃんは皆勤賞さんですね。 『女詩会』を好きだと言ってもらえて幸せです。 今回もまたご一緒出来たこと、とても嬉しかったです。 素敵な作品をありがとうございました。 心からの感謝をこめて。
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美月ちゃん、レビューありがとうございます。 お返事遅くなってしまい、申し訳ありません。 昔は難しい言葉や表現を使った詩に価値を感じていた時期もあるのですが、今となっては分かりやすさの方が大切かなって思うようになりました。 昔の詩は今読み返しても、何が言いたいのか分からなかったりとかして(笑) なので、そう言ってもらえるとうれしいです。 今回はお題が蛍だったので、成熟した恋よりは、初々しい恋の方が似合うかなと思って、こんな構成にしてみました。 ラストはキレイに終わるのもいいなとは思ったのですが、未来を見つめる方がいいかなと思ったので、こういう形となりました。 きっと二人の中でも大切な思い
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彩葉ちゃん、こんばんは。 私も昔の作品はちょっと恥ずかしい時がある笑 読んでくださった方の中で言葉や想いが変換していくのであれば、作者の意図というよりも丸ごと委ねてしまうのもありなのかなと最近は思うんですよね。 彩葉ちゃんの作品は、甘酸っぱい感情が懐かしくて、言葉がキラキラしているように思いました。 今回もまたご一緒出来てとても嬉しかったです。 お返事をありがとうございました!

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