清瀬 美月

繰り返された言葉がとても心地よいです。 光が舞い、涼やかな音にも魅せられる夏の夜の情景。 幼い子どもの目線と、いつしか大人になって、その小さな掌を握り空へと向ける目線。 足元からはどんな音が聞こえてくるんだろう。 頬を戦ぐ初夏の風は新緑の匂いなのかな。 空を舞う蛍の光って、とても儚げで幻想的ですが、掌に乗せた光は生命力を感じ力強いですよね。 夜空には星座が輝いて、ほんのりと湿度があって、歓声が上がる。 掌に光を閉じ込めた感触はどんなものだったんだろう。 この夜の空気感がたまらなく穏やかで、優しい。 目を閉じれば、映像となって浮かんできて、何て幸せな時間なんだろうと、心から愛しさが溢れました。 ずっと覚えていたい、そして覚えていてほしいなと願う、素敵な時間ですね。 今回の作品、私は全部大好きでした。 穏やかで心惹かれる世界観にとても癒されました。 花ちゃん、今回もまたご一緒出来てとても嬉しかったです。 素敵な作品をありがとうございました。 心からの感謝をこめて。
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