シリーズ連作ということで、本来ならシリーズ完結後にレビューすべき かもしれませんが、レビィ―させて頂きます。 読みやすい文体です。 主人公の綾、ヨウちゃんの小学生らしい恋心を表現するのにマッチした 優しい文体です。 綾の心情が丁寧に描かれていて、物語の中に引きこまれていきます。 妖精の謎、ヨウちゃんと妖精の関係、そして綾自身の秘密、 と面白い仕掛けが盛りだくさんで楽しめます。 妖精の卵を飲み込んだ、というアイデア、それによって引き起こされる 不思議の世界感が秀逸です。 幼くて不器用な恋が上手く表現されていて飽きさせません。 さわやかな感動を覚える作品です。 作者様の益々のご活躍を期待しております。 雑感) 小説中に何回か現れる 「アホっ子」 という言い回しが強すぎるように思えて気になります。 もうちょっと、穏やかな表現を考えた方が良いかもしれません。 もし、これがシリーズを通しての演出効果の一環 (ヨウちゃんが、アホっ子という言葉を使わなくなることで、綾への 愛情が深まったことを表現する演出) なのであれば、この指摘は早計なものだった事になります。 その場合はご容赦ください。
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須羽さ~ん(≧▽≦) とてもとても素敵なレビューありがとうございます~(ノД`)・゜・。 不器用なちびっ子たちのラブストーリーが永遠続いていく感じの話であります(^^;) 「アホっ子」強すぎましたか(^^;) これはこの話のテーマでもあるので、徐々に書いては行きますが、ラストの9巻で回収できてるといいなぁと思ったりします。上手くできてるかはわかんないけど。 大切な気づきを教えてくださり、ありがとうございます(*^▽^*)
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>ラストの9巻で回収 やはり、そうでしたか…。 それでしたら、強い表現にも意味があります。 無用の指摘をしてしまいまして、申し訳ありません。 このシリーズは、大変興味深く読ませて頂いております。 益々のご活躍を祈念しております。 今後とも、宜しくお願いします。
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