ちょっとしたきっかけで出会った作品で、タイトルからしてこれまで自分が避けてたジャンルだったんですけど読んでみました。 少しずつ読み進めようかな?と思ってましたが、気づいたら全部読み進めてしまってました。←だから眠い そのくらい、この作品引きずりこまれます!物語に、そしてヒロインの八見レイラに。 主人公は場面、場面に散りばめられた出来事や証拠をパズルのように繋げても、はっきりした確証が持てないままストーリーは進んでいく。それが本作の魅力であって、キーポイントだと思いました。 クライマックスのシーンや結末のオチも確かに面白かったんですが、私がとても惹かれたのは上記の主人公の心情描写と移り変わりです。というか主人公の個性が好きでした。 ストーリーの多くの場面で主人公の言動や心の声が描写されてるんですが、その描写が丁寧でした。私も作品書きますが、そこまでは書けないなぁ。と感心しました。それに少しジョークを効かせた表現もあり、ずっと飽きさせない工夫をされてて、実際飽きませんでした。主人公の個性が光っていた素晴らしい作品だったと思います。(愛もレイラの個性も好きですけどね!) 私の創作にも参考になりましたし、淀みない文章の中で起きる事件と世界観、そして登場人物の個性に惹かれた素敵な作品でした。 ホラーっちゃホラーですし、ミステリーっちゃミステリーだし、でもヒューマンドラマが一番しっくりくるかも。私は読み終わった後、レイラが大好きになりましたしね! 是非是非、本作ヤンデレラを読んでみてください!
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