FARADON

読後感が何とも言えない話でした。 人を殺してきた代償として、今度は人に生(それが偽りの人生であっても)を与える。 誰でもなかったものが、その偽りの人生によって救われて、その人(赤ん坊)が救われたことによって、少しずつ魔物も救われていく。 千人という長い時間の果て、最後の一人になった時の魔物を見てみたいです。 あと、三途の川を電車で渡る。しかも切符を持ってというイメージはまったくなかったので、そこが妙に新鮮でした。 あの河は六文銭持ってたら渡れるものだとばかり……(笑)。
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早々にありがとうございます! 内容がしっかり伝わっているようで心強いです。 三途の川については、個人的な見解ですが、今は電車か車で渡るのではないかな~と思っています。現代人にとって川には橋がかかっているもの。するとそのイメージが反映されるのではないかと思い、このように描写しました。でも、今でも舟好きの人には昔ながらの舟と六文銭に見えると思いますよ!

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