FARADON

大変遅くなりましたが拝読させていただきました。 世界観がとてもしっかりと作りこまれているので、すんなりとこの世界に溶け込んで読み進めることが出来ました。 確かに外伝とはいえ、本編を知らなくてもちゃんと理解できるところまで書き込まれているのが素晴らしいです。 ただ、その作りこまれた世界観や、登場人物が何故それをしたのか等の神の声のような説明が要所要所に突然入ってくるため、そこでたまに動き出した物語の勢いがストップしてしまう気がします。 同様にたくさんの登場人物それぞれに重点を置いているので、それが邪魔をして、誰か一人にのめり込んで感情移入することは出来ませんでした。 なので、読んでいてグイグイ引き込まれるというより、常に遠くから俯瞰で物語の進行を見守っているような気分でした。 とはいえ、やはりこの世界観を見事に構築出来る想像力は素敵だと思いました。 楽しい時間を有難うございました。 そしてお待たせしてしまい申し訳ありませんでした。
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二瀬幸三郎です。 ご高覧並びにレビュー、ありがとうございます♪ 世界観の説明は、ある意味ファンタジーとSFが抱える最大の問題と言えるもので、上手く台詞などに含ませたとしても、不自然になることが多く、今以て最適解が見つからない問題です…… 自分の場合は、極力、一箇所に纏めるのではなく、必要に応じて解説を[散らす]ようにしているのですが、やはり、テンポが落ちることは否めないところ、まだまだ精進が必要ですね…… 自分の作品に於ける登場人物は、主人公を中心にしつつも、脇役も重要視して書いております。 主人公が一人でどうにか出来るのであれば良いのですが、自分はそのような万能キャラやチートキャラに何の
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群像劇は私も好みとするところです。 私もついつい脇役含めた全キャラに感情移入する為、いったい誰が主役なのかわからないような描き方をよくしてしまいます。 以前、その状態で恋愛小説を出版社に投稿したところ、主役のカップル以外はモブでいいのだ…等と酷評されたこともありました(^_^; 改訂しておりますが、こちらにも公開しております「ノーカウント」や「銀河鉄道の乗車券」などがそうです。 そしてまたそれに反発(?)して書いたのが、登場人物が2名しか登場しない「ラット」という作品です。これならモブも脇も誰もいないぞ、どうだっ!って感じでしょうか(笑)。 キャラが大勢いても、群像劇でも、まったく気にならな
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