折梨 平

とてもとても、短い小説。 でも、 とてもとても、心の中の最も脆くて儚くて美しい部分を撫でるような、切なくも優しい優しいお話。 東北育ちの僕です。 その日、そしてその後、明日など来ないと思った夜にも、きっと空にはそれがあって、まだ幼かった僕を優しい光で上から包んでくれていたんだろうな、と。僕は朝、見上げていただろうか? 分からない。 でも、今上を向き大人になりかけているのは、この作品のような明日を見据える準備ができたからなのだろうと思います。 途中のモノローグから、ラストシーンへの展開、そして最終ページへの流れ、すごく好きです。 素敵でした。良い作品を、ありがとうございました!
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素敵なレビューをありがとうございます。 東北出身でいらっしゃるんですね。小さい頃に体験されたのだとしたら、とても恐ろしいことだったのではないでしょうか? あの災害の爪痕はまだまだ消えていないのではないかと思います。でもその地にいない人は記憶の中から風化させてしまいがちだと。思い出してもらうための何か、筆を持つ者としてできる何かのひとつとして、この物語を紡ぎました。 UMIO様という絵師様の素晴らしい絵の力を借りて、これからも誰かの目に留まることを祈っています。 平さまのレビューをきっかけに、またどなたかが目にしてくださるのだとしたらとても嬉しく思います。どうもありがとうございました。 (サー
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レビューはツイッターでも連携し広く宣伝させていただきましたし、UMIO様の才能にも触れ早速フォローさせていただきました。mocoさんの長編にもしおり挿させていただいてます!mocoさんとお知り合いになれて良かった! どんどん読みに伺うと思いますので、読む方がほぼ専門ではありますが、今後ともよろしくお願いします! ^ - ^
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