花木 葵音

興味深い作品でした。 胸に穴!? それは気になる! というところから始まり、主人公の心の変化もとても自然に描かれていました。 読んでいるうちに、穴に映るのは思い出なのかな、とわかってきて、それが威さんの心の中なのだとわかりました。 なぜみやちゃんにだけ寂しさの象徴である胸の穴が見えたのかはわからないままですが、ラストもとても素敵でした。 自分が胸の穴に出てきたの、きっと嬉しかったですよね。 最後まで穴はふさがらず、前の奥さんが出てくるときもあるけど、でもみやちゃんでいっぱいになって良かったです。 また、語り口調がこの物語にぴったりで、素敵でした! いい作品をありがとうございました!
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レビュー、ありがとうございます(*^▽^*)! なぜ、みやちゃんにだけ見えたのか? それは……愛の力ですね!w 女性や子どもって、もともと人の顔色を読むのが、とても得意なんだそうですね。とくに子どもは、大人の顔を見ただけで、本能的にその人の機嫌がわかってしまうんだそうで。 なんか、そういう能力の延長線上なんだと思います。 好きな人のことだから、ちょっとした表情やそぶりから伝わってしまうこと。それを少女らしい妄想で強化すると、こうなる、みたいな。 つまりは、共感性ですね。 楽しんでもらえたようで嬉しいです!
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なるほど~! 愛のなせる技かあ! 確かに、感受性がある時期は霊が見えたりとか、人の心がよく分かったりとかしますよね! とても面白かったです!
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