未知春生

これまで、面白い作品、感動する作品というのは多くありましたが、泣きたくなるほど胸に沁み入る、これほどの物語には初めて出会いました。 昨日読み終わりましたが、昨日から何度も何度も作中のシーンを噛みしめています。 これまで読んだプロの作家さんの作品も含め、間違いなく最高峰の部類に入るものです。作者の方には敬意を表します。 生きることの本質をとらえていると感じました。 生まれ、生きていくことは本来苦しいことであり、弱者が淘汰されるのは自然の定めであり、人は、それを受け入れて生きていくしかない。 しかし、例えどんな場所に生まれ落ちても、だからといって生を投げ出しはしない。 与えられた中で黙々と、誰をも恨まず、人間らしく感情を動かして生き、最後には借りものである肉体を返し、死んでゆく。 本来「生」とは、そのようなものであると思います。それを鋭くえぐった作品であると思います。 >神さまがな、こごさ棲むなって決めだのに それば破ってへばりついでるようなもんさ。 道南の方言を使って書かれたとのことですが、この表現は、まさに北海道のことではないかと思いました。今よりも寒さが厳しかった時代に、粗末な家屋に住み、北海道の地を開拓した屯田兵のことがふと浮かびました。 願わくば、この作品を書かれた動機を作者様にお伺いしてみたいです。 この度は素晴らしい作品を、どうもありがとうございました。
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こんばんは^^ 私は2週間ごとに「お題」の出る「超妄想コンテスト」に応募しておりまして、 この時のお題が「私が死んだ理由」でした。 なぜか「ざけんなよ」と言いたくなる、ちょっと反感を催すお題でした。 どう書くか、と考えた時に発想の貧困な私は ①いかに自分が殺されたかを推理小説風に引っ張りながら語っていき、最後に犯人を出してくる。 (ネタバレごめんなさいね、逆『アクロイド殺し』のような-) ②いかに自分が殺されたかを、童謡風に、淡々と語っていく (逆「誰が殺したクック・ロビン」のような) ③ある僧侶が即身仏になる過程を描く ④突発的な死ではなく、だんだん死んでいく過程を描く それで④を選

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