冒頭の部分から主人公にぴりぴりしたような緊張感があって、継父を認めたくないことが原因なのかと思って読み続けると、実はそれが拭い去れない喪失感だったとわかりました。病欠や雨などの背景やカメラという小道具が非常に有効で、透明感のある物悲しさを強く感じました。悲しみの底から一歩ずつ抜け出そうとする主人公に共感します。
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ジャンマリさん、はじめまして。 作品を読んでくださっただけでも嬉しいのに、素敵なレビューを、本当にありがとうございます。 継父の事と、彼への想いの比重の取り方が難しく、読んでいてすっきりしない部分もあったかもしれないと、反省も多いのですが、ジャンマリさんが伝えたい部分をしっかり受け取ってくださって、感激しています。 拙作への応援、そしてファン登録まで、本当にありがとうございました。
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