1ヶ月間。 破格値の報酬で家庭教師を引き受けた 大学生の莉佳子。 生徒は豪奢な家に住む高校生、尚弥。 キャンバスに向かい、『青』を描き続ける少年と 彼を閉じ込めようとする美しい母親。 淡々と進むストーリーに漂う、静かな狂気。 全編を彩る『青』の美しさ。 読み進める程に感じる、奇妙な緊張感と綱渡りを するような危うさ。 物語の世界にどんどん引き込まれ、頁を捲る手が 止まりません。 約束の期限を過ぎた後、再び尚弥の部屋を訪れた 莉佳子の目に映った『色』とは? 是非ともご自身の目でお確かめ下さい。 そして、ラストシーンで号泣する事間違いなしです。 とても、素敵な物語でした。
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ふんわりとした話にお付き合いいただきありがとうございます! うんうん、たしかに静かな狂気だよなぁと今思った笑 日常なんだけど、どこかがおかしい。そんな話を書くのが好きみたいです。 短編っていつも難しいなと思うんだけど、でもこうやって頑張って形作ったものを理解してもらえるってすごく嬉しいね!
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執筆、お疲れ様でした(*´▽`*) とても静かで綺麗なお話なのに 微かにノイズが混ざってるっていうか すこーし何かがズレてるっていうか… そんな印象を受けました。 日常なんだけど、どこかおかしい!まさにソレ!! わたしそういうお話好きなの。 あからさまな恐怖よりこっちの方が数倍怖い!! この作品大好きです(最後の余韻も素敵///) 短編は少ない頁にいろいろな思いを閉じ込めなくちゃ ならないから難しいよね。 これからも、詩ちゃんの短編いろいろ読みたいな! 期待してるよ♪

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