雪翅

しとしととした雨の雰囲気が柔らかくて、でもその中でポツポツと見えてくる夕夏の感情に、何か引っ掛かるような違和感があって。 その違和感の正体を知った時、切なくなると同時に胸が温かくなりました。 彼女を想う、義父と恋人の優しさのお陰で。 カメラを通してその優しさを表しているのも、やっぱりお上手だなと思いました。 Lime様の作品は、悪者がいないのに切ない想いにさせられることが多くて、その切なさがとても味があって好きです。 あの、今さらですけど、準大賞、おめでとうございますっ!(*つ▽`)っ
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わあ~、雪翅さん。この短編も読んでくださったのですね。 そして、温かいレビューをありがとうございます! 雨の情景に紛れる、「引っ掛かり」や「違和感」を感じてくださって嬉しいです。 ……きっと読みながら、「?」「?」という、感覚になってしまって、読みづらかったんじゃないかなと思います(反省><) でも、その後で感じてほしかった想いを受け取ってもらえて、すごくうれしかったです。 雨とカメラ。この二つで切ない物語を書いてみたいと、ずっと思っていたのです。 そうそう、悪者とかいなくて、事件とかもなくて、でも、ぐっとくる何かを、ずーーーっと。 たどり着いた物語を、雪翅さんが優しく受け止めてくださ
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