環 旅斗

あの物語の裏で、何が起こっていたのか? そして、そこで動いていた人物とは? 「悪魔の証明」は、とにかく驚愕と恐怖がこれでもか、というほどに襲ってくる凄みのある作品でした。あの物語を読んでいる間、ずっと首筋に刃を突きつけられているかのようなスリルを感じていました。 しかし、このBEHINDを読むことによって、その恐怖を与えている側もけして一枚岩ではなかった、人間らしさを持った者達が、それぞれ葛藤を抱え、悩み苦しみながら行動していた、ということがわかり、どこか安堵の気持ちもあります。 しかも、主役として物語を引っ張るのがあの人。 もう一つの傑作「カタストロフ」シリーズにつながっていく……。 なんて贅沢なんだろう。 両シリーズを読んできた者だけが味わうことのできる、至福の時です。 その一人でいられることを、光栄に思います。 卓越したストーリーテラーであり、読者へのサービス精神も旺盛なまっきーさん、いつも本当にありがとうございます。 これからも、我々ファンを楽しませてください。
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私の方がhideTさんのレビューに鳥肌が立ちました。 確実にレビューのスキルが上がっています。僕の作品には勿体ないレベルのレビューを本当にありがとうございました。 hideTさんの作風に見られる心理描写の巧みさが、ここでいかんなく発揮されています。書いて頂ける側としてはありがたい限りです。もはや僕の作品の贅沢な帯文です。 そして僕がBEHINDを通して言いたかった事を見事に伝えてくれました。そう、それは仕掛ける側の苦悩です。これが今回の作品のポイントですよね。前作だけを読めば、非情な得体の知れない何者かによって嵌められていったと解釈されて終わる訳ですが、これを読む事によって実は・・・という
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レビューにそれほどの御返事をいただき、恐縮します。 私はただ、まっきーさんの素晴らしい作品に触発されて思いを綴っただけです。 喜んでいただけたのなら嬉しいです。 そして、これからもまっきーさんの世界が広がり、それを私たちに提供していただけることを切に願います。 よろしくお願いします。
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