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忘却の彼方へ
汐月 詩
2018/9/28 13:50
いつもと変わらない朝からの、ふとした違和感。始まりはほんの小さな違和感ですが、徐々に広がっていく様は恐ろしかったです。 なぜだかみんな、自分のことを忘れていく……まさに不条理。 絶望の中、自分と同じ境遇の人間に会えたということは、本当に救いだと思います。どんな場合でもそうですよね。1人じゃないって、それだけで心強い。 そんな彼女との幸せなひと時は、とても美しかったです。そこには、未来が見えないからこその美しさ、危うさゆえの美しさがありました。 ラストはやはりこうくるか……と切なくなりました。個人的には救いのある話が好きなのですが、この作品は、その不条理さをより際立たせるためにも、このラストが良かったんじゃないかなと思います。 遅くなりましたが、イベント参加、ありがとうございます!
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土原景文
2018/9/28 22:33
汐月さん。 素敵なレビューをありがとうございます。 「危うさゆえの美しさ」。 とても素敵な言葉をいただけて感激です。 忘れ去られる不安や絶望のなかでも、支えあえる人に巡り会えたこと。 これはお互いにとって本当に大きな存在だったと思います。 そんな二人だからこそ、「幸せだけど、どこか儚い時間」を描けるんじゃないかな、と思いました。 ラストについては、設定を思い付いてからこのラストを目指して書いていった作品だったので、肯定をいただけて嬉しく思います。 また二人が、以前の二人として出会えることを願っていただけると、作者としてはとても幸いです。 以前の汐月さんのレビューを拝見しまして、 ぜひ自分
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汐月 詩
2018/9/29 13:03
いえ、こちらこそ、私のレビューを見ていただいたようで嬉しいです(*^^*) 素敵な作品読めて良かったです!
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