うわぁ!この作品は本当に完成度が高いです! 冒頭に出てくる謎の模様…そして、どこか哲学的で詩の一編を読んでいるかのような文章。 模様は何かを象徴的に具現化したものなのかな…と、読み進めていくうち… 少しずつ少しずつ、物語の全容が見えてきて… うわぁ! こ、これは! 本当に驚きました! 模様は何かの象徴ではなく、母クマの目そのものだったのですね!! こちらから侵入したとは言え、人間にとっては冷汗もののシチュエーションにも関わらず、読後、心がじんわりと温かくなる、不思議な魅力を持った作品です! うたうものさんの数々の挿絵イラストもいつもながら、大変完成度が高く物語に深みを与えています! 大変大変秀逸な作品ですね! ご拝読させて頂き、本当にありがとうございました!!
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素晴らしいレビューありがとうございます! そうですね、我々はときに自然を破壊し、彼彼女らの暮らすべき世界を奪ってしまいます。 そういった視点から見れば、人間という生き物はどういう風に映るだろうか。 けれども、自然界の動物は、決して恨みで人を襲うことはないでしょう。 彼女は、大切な子どもをただ守りたいだけだった。 その深い愛情に結ばれた親子を、しっかりと見守れるような存在に、人間自身もなっていけたらと思います。 たくさん褒めていただきありがとうございます。 でも、まだまだ自分で納得できない部分も多いので、これからも精進してまいります。

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