自分を強いと疑わない心、信じる心は勇気に変わり、どんな場面でも大きな力を発揮します。普通は怯えてしまい、言い訳をして逃げ出すものなのだから…… しかし、その力は一度折れてしまうと脆いものです。 普段から逃げる姿勢の人物は、立ち上がるのも早いです。信じる力が強い人ほど立ち上がるのは遅く、立ち上がれなくなる可能性が高いと思います。 ですが、その局面で前を向けた時、立ち上がれた時は何倍にも、何十倍にも力が付くでしょう。読後には主人公の躍進を想像してしまいました。きっと強くなり、再戦を果たすだろうと。 再び前を向いて歩く切っ掛けを作った父、三隅が作り出した道。伏線の張り方も秀逸で、空を見上げた場面では、一緒になって空を見た気分になっていました。暗闇に差す希望の光と感じれ、感情が昂る場面です。 面白かったです。感情の表現が秀逸で、一気読みしてしまうレベルの高い作品でした!
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レビューありがとうございます。 タッくんさんの素敵な文章でコメントをいただくと、本当に書いてよかったなと思わされます。゚(゚´Д`゚)゚。 お言葉、とても励みになります。 本当にありがとうございます。 (ノ_<)

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