マスカレード

このお話は今年の夏のことを思い出させます。 病気で身内が倒れました。自分の作品の話になって申し訳ないのですが、 「主を待つスリッパ」は、病院を卒業するための確認のMRIで問題が見つかり、 再手術が決まった夜に書いたものでした。 ブログを読んで心配をしてくれる方たちに状況をお知らせしたのです。 ただ、ラスト部分はここに載せるにあたって、付け加えました。 ナースコールのボタンが命綱というのは、その立場にならないと分からない状況ですね。 読んで泣いてしまいました。 病院での出会いは、その身内を含め、結果によって、感動、同情、励まし、悲しみなどの様々な感情を抱きますね。 悲しいけれど、救いがあるラストがとても良かったと思いました。
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この話は私も心臓病の知り合いが居た事から創作しました。 その方はドナーを待っていましたが、結局亡くなってしまいました。 悲しい現実ですが、こうやって小説にする事で少しでも彼の供養になればと思っています。 素晴らしいレビューありがとうございます。

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