熊野菜名

季節を感じさせる描写が、とてもリアルです! 最初の夏のシーン。草のにおいや夏の暑い日差し、うるさいセミの声、でも子供時分にはそれらがわくわくさせるものであったことを鮮明に思い出しました。一気に惹きつけられました♪ その後も、季節や天気の様子が話の展開に添えられていきます。寒い雪の日、じとじとする雨、強い嵐の日……。それらが登場人物の心理状態を一層引き立たせてくれるのです。 作者様の鋭くかつ繊細な感性にずっとうならされておりました(´▽`*) 初めから涼太は、和真のことが好きで好きで仕方ありません。最初は『何でそこまで?』と思っておりましたが、読み進めていくうちにいろんなことが判明していきます。最後に残ったのは必然性。なるほど、なるほどと納得させられます。 この子たちの恋模様を見守ることができてよかった、と思える作品でした。 というわけで、これから番外編に行ってまいります!
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熊野さーん♪ 『夏の庭』に物凄く素敵なレビューを頂き、 ありがとうございます!  田舎住まいなもので、季節感はひしひしと感じる生活なのですが それが描写に反映していれば何よりです(*^^*) 今はエアコンである程度管理されてますが、 季節と思い出って体の記憶と気持ちがリンクして 時々とても生々しく蘇るものだと思います。 元は短編だった色々なシーンを、伏線をひきながら一本に 仕上げた話だったので、それらがきちんと必然として 読んで頂けたのなら何より! \(^o^)/ そして、番外編にまで進んでいただけるということで これまた感謝でいっぱいです! ほんとうにありがとうございました!
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