須羽ヴィオラ

結婚を焦る三十路前の宮下千春は、ひょんなことから『たろちゃん』と名乗る二十歳の男と同居を始める。 「俺のこと、好きにならないで」 その言葉とともに、たろちゃんは千春の部屋に住み着いた。 元カレの蓮見との復縁と別れ。たろちゃんの彼女(?)たちの影。 そんな中で、千春はたろちゃんに惹かれていく。 意を決した千春が想いを告げると、たろちゃんはそれを受け入れた。 あぁ、ハッピーエンド……、とはならず、たろちゃんを巡る謎が膨らんでいく。 謎が分かっていくと、たろちゃんが復讐のために千春に近づいて来た事が分かります。 ですが、最後には、千春の愛がたろちゃんの心を融かし、幸せな家庭を持つことになります。 謎めいたたろちゃんのうちに秘めた苦悩、千春の切ない気持ちがヒシヒシと伝わって来る作品です。 結末は、ちゃんとハッピーエンドになっていて、作者様の登場人物への愛が感じられました。 素晴らしい作品をありがとうございました。 作者様の、増々のご活躍をお祈りいたします。
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ヴィオラさん、素敵なレビューをありがとうございます!。゚(゚´▽`゚)゚。 やっぱりハッピーエンドがいいなぁ、とこんな結末になりました。 登場人物への愛と言ってもらえると、なんだか嬉しいですね(〃▽〃) それぞれの気持ちを深く書くことはできませんでしたが、それでも千春と一緒に切ない気持ちを感じていただき、嬉しく思います!

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