栗花落

私の知らない世界の一端が見えた作品。生け花(華道、と言い換えてもいいのでしょうか)に取り組む主人公の心の葛藤が、色とりどりの花と一緒に描かれていて、映像も浮かぶようなお話。 花に縛られる、というのも、この世界観ならでは、です。 短い中でも、オリジナリティという難しい問題にも追求しているところもすごいと思います。 ただ、切っ掛けになった「花展」の説明があってもよかったかな、と思いました。プライズがあり、プレッシャーは十分伝わってきたけれど、全体の仕組みや流れの説明があったら、主人公に掛かった重圧が理解しやすい気がしました。 執筆お疲れ様(^^)/ 素敵なお話をありがとう!
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つゆりさん、素敵なレビューをありがとうございます! 模倣と創作の問題は難しいですよね。作中では花を取り上げてるけど、これは普遍的な問題のような気がしています。 花展の説明ねー。いつもの三人称の語りなら書いても良かったのだけど、今回は主観的な文体で書きたかったので、あえて書かなかったです。読者さまの想像にお任せしようかな、と。 お読みいただきありがとうございました♪
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一人称で説明多過ぎると違和感あるもんね。難しいところ(>_<) 私が個人的にちょい気になったくらいなので、説明足りないってことはないです。 私も「とける」の短編上げたので、よかったらぜひー(^^)
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