峯山 琳

宣伝ありがとうございます。 では、思ったことをあげます。 ・最初の引き込みが弱い。 ・描写が細かくてわかりやすいが、多少無駄な描写が見受けられる。 ・同じ接続詞が重なったり、文が少し読みにくい箇所がある。 一つ目。 一番初めの掴み(夢の話)はいい感じだと思います。 しかし、その後五ページほどずっと『少年』がトレーニングしていてあまり面白みを感じませんでした。 現代のファンタジー小説は、始まりの十ページが勝負だと僕は考えております。 確か十ページ読んでしまえば、最後まで読む方がほとんどだと聞いたことがあります。 逆に十ページ以内で飽きられれば、終わりです。 なので初めは極力、日常の描写よりも非日常のような引き込まれるシーンを書いた方が良いかなと思いました。 とはいえ、完結作品の初めを直すのは容易でないと思うので、今後参考にしていただければと思います。 二つ目。 非常に描写がわかりやすいです。 しかし描写を細かくするあまり描写が多くなると、時に読むリズム感を崩すことがあります。 そしてリズム感が崩れるとだんだんあきてきます。 描写は必要量だけ。多くなりすぎないよう、気をつけてみて下さい。 ついでに、なくてもわかるかなと思った描写を一つだけ上げておきます。 P10 ((前略)シャワーを浴びるには少なくとも10分は掛かるから――……) 「ヤバい!!」 厳正は『所用時間を逆算し』、どう考えても普通では朝食に間に合わない事が分かると、(以下略) 『』でくくった箇所。 所要時間を逆算したのは、()内のセリフで明らかになっています。 故に、『』の描写はなくても伝わるかなと思いました。 三つ目。 二つ目と同じく、リズム感が崩れる可能性があります。 これは比較的簡単に修正できると思うので、是非確認してみてください。 声に出しながら読み返してみると、特に気付きやすいと思います。 気になったのはこれぐらいです。 長々とすみませんm(_ _)m これらのことはあくまでも僕個人の考えなので、ちょっとした参考程度に受け止めてくださるとありがたいです。 この作品は文章がきれいでわかりやすく、他の方も言っているよう想像しやすかったです。 今後もより上を目指して、がんばって下さい!

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