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フィンランズ王国は現実の北欧のような福祉国家なのでしょうか。医療介護制度の充実により、戦場が死に場所だったものたちが床の上で死ぬようになった。年老いた彼ら介護する介護士達は決まって人間という種族ではない。共存なのか従属なのか住み分けなのかこの先が気になりました。 ただ、ダニを媒介とする衛生問題で発生するような病が主要な病気である世界で、C型肝炎やインフルエンザ、ノロウィルスといった病名が21ページに見られたのは残念です。電子顕微鏡が存在するとは思えない世界で、病原であるウイルスの名前が登場するのは時代感に合わず少し興ざめしました。 しかし、ここを除けば設定も内容も大変面白かったです。 介護をテーマにファンタジーを書くという着眼点もすばらしいと思います。 次の作品を期待しています。
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感想ありがとうございます! 時代考証は勉強不足でした。改めて勉強して次に生かしていきます。ありがとうございます!

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