雪姫 りあら

更新部分まで、一気に読んでしまいました。外国の児童文学のような雰囲気の、不思議な魅力にあふれた作品ですね。このサイトでもほかに類を見ない、いい意味でかなり個性的な作品です。私は何となく「モモ」を思い出しました。黒い魔女の生まれ変わりなため、城の一室に幽閉されて育ったリラ。外に出れず、母親も会いにきてくれず、毎日これといってすることもない。それでも懸命に自分をしあわせだと思いこもうとするリラが、健気でなりません。トートと窓から脱走するシーンはピーターパンを彷彿とさせ、空を翔ぶのかなと思っていたら、普通に屋根伝いでしたね。次から次へといろんなキャラクターが登場し、読者を飽きさせません。リリーの無邪気な愛らしさも、よく出ていると思います。ダンテが痛めつけられるシーンとか、やや残酷な感じがして、痛々しかったですけど、それ以外は特に気になった点もなく、独創的で味わい深い大人も読めるファンタジーという感じがしました。描写も細やかで、部屋の様子や街中の様子が鮮やかに目に浮かびます。心理描写とキャラクターの行動を巧みに織り交ぜる独特の文章は、不思議に心地のよいリズムがあり、本当に外国の児童文学を読んでいるようでした。過酷な運命の中でも、仲間たちと自分の人生を切り開いていこうとするリラは、本当に健気でいじらしいです。描写力、文章力、話のオリジナリティ、どれをとっても申し分ありません。今後の展開が、楽しみです。かなり続きが気になります。更新がんばってください。この雰囲気は、ほかの方にはなかなか出せないと思います。かなりレベルの高い作品だと思います。
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Σ仕事がお早い! レビュー拝見いたしました、ままままさか今日中に頂けるとは思っていなかったのでびっくりです…! 地の文と人物描写には気を遣っていますゆえ、そこに反応頂けたのはとてもとても嬉しいです(*´`*)お蔭さまで更新する気力がわいてきました。有難うございました○。 
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私も、今日中にできるとは思わなかったんですけど、独特の不思議な雰囲気に惹かれて一気に読んでしまいました。面白かったです。この雰囲気、文章はなかなかほかに書ける人がいないと思います。また読ませて頂きますね♪

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