麝香の香りただよう文章に悩殺されました!
いきなり、何の予備知識も無しに(読む前に、あらすじも設定も何も知らずに読みました)暗黒街へ足を踏み入れ、案の定、迷子となりました。笑 ハードボイルドでありながら、耽美な世界観。 装飾的な文章、言い回し。 はあ、こんな言葉、私の作品では、ついぞお目にかかったことがないぞ、 設定がまるっきり違うんだから、使いようもないが、ほおおおおおおおお、こんな言葉の波、波、波、とただただ圧倒されておりました。 作品に匂いが加味されるのであれば、きっとここには、女を虜にする麝香の香りがたちこめていることでしょう。 桃花眼というのも、初めて知りました。 北村一輝のような魅惑的な眼力のことでしょうか? もう少し、暑苦しくない顔でと記憶を探ると、 ターミネーター2のジョン・コナー役の流し目を思い出しました。 きっと今は、おっさんだろうと検索すると、かなりの奇行遍歴の持ち主でした。ホレーショーと肩を並べるくらいでしたぞ。 ささいなことですが、気になったことが一つ。 マリーゴールドのグロスの描写が、5ページと6ページの2ヶ所にありました。重なるので、1ヶ所でいいのでは? と思ったのですが。意図がおありでしたら、どうぞ、気になさらずとも。 横道それそれ、的外れな感想をお許しくださいませ。
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