感想・レビュー一覧 6件

素晴らしい劇中劇です

 紅屋さんの作風で最も目を惹くのが「色使い」。とにかく多彩で、映える。個人的には禍々しいとさえ感じます。  今作の冒頭も華美な色合いと鮮やかな「薔薇の花弁」が舞い上がる様、内容の中核を一枚絵で抜き取

花の散りばめられたピカレスク

イベントから拝見いたしました(2019/8/28)。 16Pまで読んだ上での感想となります。 花をベースにした描写や名前がお話全体に綺麗な雰囲気を漂わせており、 美しい主人公の汚れ仕事の様が引き立っ
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周囲を彩る女性やキャラもそれぞれクセがあって面白い

女性を敬い、守るホレーショーがタフなヒーローです。“暗黒街の天使”と呼ばれる美貌も魅力。主人公が個性的に立っているので、彼を中心に読者は物語に没入しやすくなっています。ホレーショーの周囲を彩る女性やキ
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耽美

予備知識無しでも楽しめました。 魅力的な世界観、舞台演出、台詞回しなど、兎に角耽美で美しく、それでいてミステリアスなので、サッと読み進められました。 先が気になります。
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麝香の香りただよう文章に悩殺されました!

いきなり、何の予備知識も無しに(読む前に、あらすじも設定も何も知らずに読みました)暗黒街へ足を踏み入れ、案の定、迷子となりました。笑 ハードボイルドでありながら、耽美な世界観。 装飾的な文章、言い回し
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硬質な文章が醸し出すアウトローな雰囲気が素晴らしい作品を

1ページ目を繰った瞬間から、作者様が持つ世界観へのこだわりを感じました。淡々と流れる文章の中に銃の薬莢など細かい小道具が散りばめられることで、普通の世界ではありえないアウトローな雰囲気を演出することに
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