サカヤミリン氏が挑戦したとびっきり短く面白い小説!
妄想コンテストの募集しているのは小説のはずである。 笑い話や小噺ではない。言葉遊びではない。 短く構築された密度の濃い小説である。 審査員に改めてそう認識して欲しい作品に出会った。 ちょっとこの感激!みんなに触れまわらないではいられない。胸が弾む思いである。 サカヤミリン氏は純文学の立場から、とにかく短く文学性が高く面白い小説を仕上げた。 短い‼︎原稿用紙10枚足らず。 大きな事件はない。だが印象的なキャラが三名も登場する。会話と語り手の回想で、登場人物の織りなした月日が鮮やかに描かれる。 純文学は語らない文学である。行間に幾多の事件や思いが隠れている。 最後の最後、僅か二、三行で、鮮やかに三人の間で繰り広げられた出来事と今後、どうなるかを語り尽くしてパッと幕を引いてしまう。 これぞ超短編の醍醐味。 僕は言う。 サカヤミリン氏は超短い枚数で超面白い密度の濃い小説を書いたと…
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倉橋さん こんばんは、サカヤです。 素敵なレビューをありがとうございます。楽しんでいただけて嬉しく思っております。 自分の思う掌編の醍醐味は詰められたと思いながら公開した甲斐ありました! こちらの登場人物たちは掘り下げれば掘り下げるほど面白い味を出してくれる大好きなキャラクターで(自分の編み出したキャラクターはもれなく好きなのですが)書いていてとても楽しかったです。 文章間の空白を読みやすいものへすること、これが今の課題の一つなので、少しずつ出来るようになってきたのかもしれないと思うと頑張って良かったとしみじみと思います。 ありがとうございます。 サカヤ
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