えふえふ

こうやって、少年は大人になるんだ。
トウマとシンジロウがあるアイスを手にしたことから始まる、ちょっとだけ大人の領域へと足を踏み込むお話。 思春期入りたての時期特有の感情のブレや、背伸びしたい欲求などがありありと伝わってきました。そして野菜の小道具の使い方がお上手。あの野菜を食べきるという行動が、ほろ苦い経験を呑み込むというこのストーリーの核となるエピソードの予兆としてしっかり機能しています。 10代の人たちにとっては、同じ年代としての共感があり、我々のような大人世代にとってはこんな時代もあったなぁとノスタルジーに浸れる作品。 とても読み応えのある短編でした。
・5件
えふさん 推敲が甘く文章の怪しい作品に対し、丁寧な感想ありがとうござんす。 こんな品質のもの読ませちゃって申し訳ないと思う反面、めっちゃ嬉しい気持ちも沸き上がってきてます。 それはさておき、また妄コンやる人になるので、よろしくおぬぐぁいいたしぁす。 (*‘-‛)
1件4件
そんなご謙遜をw だいぶ読みやすかったですよ! アイスがぽたりぽたりと溶けて落ちる様子が、周りのジリジリと照りつけるような暑さを見事に表していましたし。

/1ページ

1件