甚平

吸血鬼を通した日常の融解
イベントから拝見いたしました(2019/8/26)。 2万字程度の24Pまで読んだ上での感想となります。 少し語弊がありますが新伝綺の色を感じるお話で、主人公の設定や日常から 非日常へ引きずり込まれていく姿、掛け合いの軽さが楽しいお話でした。 文章もルールを守って整った作りをしており、飛び気味な設定に対して 落ち着いた書き方で良かったと感じました。 キャラも描写だけでなく会話からも立てていっており、良かったと感じました。 ミサキはアーパーっぽさも感じましたが独自の色があり良かったです。 なんとなくの印象として、本当はもっと重いのを書きたいのかな、という 感想も抱きました。その場合、読み手の視点を意識していて良かったと思います。 個人的な感想として、主人公が普通になるように調整しているというより、 普通の人間が無理をして異常な振りをしているように感じました。 新伝綺だと割と核となるかと思うので書きましたが、そこが分かりやすさや 共感性を呼んでいるとも思いますので、必ずしも悪いというわけではありません。 イベントご参加ありがとうございました。それでは失礼いたします
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感想ありがとうございます。 普通の人間が無理をして異常なふりをしている主人公、という感じ方は書いてる側としては「ああ、そういう見え方してるのか」と少し驚きました。 とはいえ白状すると私自身、未散はオーバーに書いてるというか自然に書けてないと感じていたりもします。 貴重な感想、ありがとうございました!
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