甚平

花の散りばめられたピカレスク
イベントから拝見いたしました(2019/8/28)。 16Pまで読んだ上での感想となります。 花をベースにした描写や名前がお話全体に綺麗な雰囲気を漂わせており、 美しい主人公の汚れ仕事の様が引き立っているように感じました。 ハードボイルドというよりはピカレスク的であり、乾いた文章ではなく 湿度のある文章が女性にも受け入れられやすいように思います。 台詞やキャラクタ含めて雰囲気づくりに一役買っており、全体を通して 西洋の映画や劇のような雰囲気がただよっている点は良かったと感じました。 以下は不要かと思いますが、ご参考までにお願いします。 ・誤字等 1P 火薬が燃焼や銃の動作、    火薬の 1P  聞き取れた聴取は    聴衆は 2P  もとより可愛らしい声を    『もとより』は過去から現在のため『昔は』に類する言葉が考えられる。 2P  胸ポケットにありハンカチから    ある 16P 彼は自慢ハンドガン    自慢の ・気になった部分 「俺にとっての神はキリストやアッラーでもなけりゃ況ましてやブッタでもない、 キリスト→救世主を指す単語。 アッラー→アラビア語で神を指す単語。キリスト教と同一の神  ブッダ→仏、覚者という位を指す単語。 ホレイショーの勘違いもあると思うのですが恐らくキリスト教国だと感じたので、 神をキリストと表すことに違和感がありました。三位一体説含めて国によって 変わってくるとは思います。 ・お話全体 雰囲気はとてもよかったのですが、お話の目標、ホレイショーの立場が見えて こず、お話や人物の気持ちに入り込めない印象がありました。 雰囲気が大事なのだとも思うので、必ずしも悪いというわけではありません。 イベントご参加ありがとうございました。それでは失礼いたします。
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