甚平

腹は減る。そう思った。
イベントから拝見いたしました。(2019/9/3) 浮遊都市や有翼の人々など幻想的な設定が美しい世界を思わせ、 それと対比する形で出てくる地街の様子がテーマを感じさせ良かったです。 ミシューの無垢な反応も、持てる立場のものであり子供であるとして 見ると、富裕(浮遊)な側の業とも捉えられて良かったかと思いました。 幻想的な舞台で場面転換も多いものの、表現も短くまとまっていて 良かったと感じました。 こうした方が良くなる、という意見を募集されておられましたので、 技術とは別に本作に限っての構造上の私見を記載させていただきます。 私の思い込みもあるかと思うので、参考までにお願いします。 ごく個人的に、途中から少し対比構造がぶれていったように感じました。 ●テーマ 基本的には富裕層と貧困層の比較かと思います。もっと言えば資本主義に おける強権と独占への闘争を虚無的に描いた――は言いすぎですね あらすじも含め、私としては本作は管理⇔抵抗 富裕⇔貧困とテーマが二つあり、 途中から管理⇔抵抗に寄ってしまったため、少し収まりが悪く感じました。 これは必ずしも悪いとは思いませんが、下記のような印象があったためです。 (続きます)
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・管理者と富裕層 管理者=富裕層 ではあると思いますが、ミシューの例のように、 富裕層=管理者 ではなく、またミシュー本人も真実を広めれば都市の人たちも考えが変わると 感じている節があるため、社会構造への抵抗と富裕者への抵抗は別と感じます。 そのうえで、都市の構造の問題はあるものの、では誰が管理者で主導していて、 富裕層の象徴、腐敗の元凶であるのか、という問題の焦点がわからないままで あったため、管理者と富裕層という対象が分離したまま結末を迎え、 結局管理体制への抵抗という話で終わったように感じました。 個人的には、この管理という立場にイシュラを据えて、戻ってきたミシューに 管理されている
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ありがとうございます! テーマに関して、書き終えてから、確かにぶれてしまったなと思うところがあり、対処を指南して頂き本当にありがとうございます! 支配体制の具体性がなく、残念な結果になってしまい申し訳ありません。 具体例を参考にさせて頂いて、改めて考えます! 丁寧な添削に短い返答しかできずに申し訳ありません。 また機会があればぜひお願いいたします! 今度は少しでも良いものを読んで頂けるように精進します! ありがとうございました!
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