天上人の反対語って地上の星だよね。
味志味が本作も濃い~。 レビュータイトルは読後にふと思ったので。 本作は実際、天体に因む固有名詞やそれに纏わる挿話が、本編と云う暁の大空に鏤められていて、それはそれは空想的で流麗な風情である。 しかし描かれた現実はグロテスクなまでに残酷で、生々しい社会問題が投影された物語である。 その対比が、先程のレビュータイトルに繋がる。 皆さんは思った事がないだろうか、水平線や地平線を見て。どこまで空でどこまで地なのだろうと。 その境がぼやければぼやける程、ヒトは、天には手が届かない事を知る。 本作も、天と地が交じり合えば交じり合う程、その両者はまぐわい得ない事をまざまざと見せ付けられてしまう、そんな儚い水鋸のような境界線を浮き彫りにしている。 そこに気付いたとき、「たちずさむ」のではなかろうか、皆も―—。 なんて、あじゆさん~、ゼロ味が濃すぎたかい?笑
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ありがとうございます。 タイトルだけで1本できちゃいますね! そしてゼロ味が濃い!笑 流石、解説してないのに天体・ギリシア神話との関連性を感じ取っていただきましたね。 そのうち、雑記帳的なもので、制作裏話やベトナム旅など出して、そこで解説しようかなと。 昴も人気がありましたが、ユウジロウ、キャラクターを躊躇なく処す男。笑 あんなに小さい可哀想な男の子が『たちずさむ』とか、然るべき団体の目に留まれば、連行されそうです。 ありがとうございます。
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はい、僕も天体に付けられた名前と神話の寓意性との関連、神話本体は全く詳しくはないけど、あっ重ねてるなと察しましたね~昔自分も私小説的なのを書いてた時に天体にまつわる名前縛りをやったんですよ。星座名とか、星の名とか、天体を観る慣習に纏わる名前のみ使う。そういうのって名付けに背景があるから、人物名に使うと深みが出るというか、人物紹介をある程度、読者との共通認識のある部分で省けるというか。 ははは、ゼロ味も濃いですね。笑
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