ロジィ

イベント参加ありがとうございます
初めまして。読ませていただきました。 「手紙」というファクターをうまく使った作品です。 「手紙」をテーマにすると「何が書いてあるか」に焦点が当てられがちですが、この作品は「届く・届ける」というところに焦点を当てます。 まずそこに目を向けられる感性がとても素晴らしいと感じました。 8000字ジャストという妄想コンテストの枠をギリギリまで使った作品ですが、読んでみて「長い」とも、かといって「スカスカだ」とも感じませんでした。粛々と物語が進み、粛々と私の中に染み込んでくる。そんな作品でした。 出したキャラクターを無駄なく使い、作品を深めていくこと。 主人公にはっきりとした決断をさせないまま、ある意味では答えを出さないままで終わりながら、きっちりと読み手に希望を見せること。 このような展開ができるのは、本当に素晴らしいの一言です(ついでに羨ましいとも言いたいです) とても楽しく読ませていただきました。 ただ、私個人として気になる点を挙げさせてもらうなら、一人称の書き方でしょうか。 地の文ですが「俺は~した」「俺が~する」というように、「俺」の回数が多い気がしました。 一人称の地の文では、主語はだいたい「俺」になるので省略できるところは省略した方が、文章の密度が高くなって作品が締まるんじゃないかなと思います。 素人意見ですが「こういう人もいるんだ」くらいの気持ちで読んで頂ければ幸いです。 素敵な作品に出会えました。ありがとうございます。
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確かに、そう言われて(俺が多い)読み直してみたら必要ない主語が多かったです。指摘頂けて良かった。これで削った描写を差し込めます。 また、お褒めのお言葉を下さりありがとうございました(*^^*) また機会ございましたら、宜しくお願い致します。
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