marimo111

徘徊すべき欠落とは、、、
「徘徊すべき欠落」という謎めいたタイトルと不穏な展開にに魅入られ、ハラハラしながらも恐る恐る読み進めていく。 終盤怒涛のように明らかになっていく様々な真実に慄き、読了後に残る得体の知れない棘のような痛みの余韻が続いた。読者は無意識に自らの内にもある「徘徊する欠落」に対峙させられるからかもしれない。 何よりも驚愕したのは完結後に書かれた著者の補記である。再度改めて始めから読み直したのは言うまでもない。 必ず最後まで残さず読んで欲しい素晴らしい作品です。
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素晴らしい感想をありがとうございました! 補記に書いた通り、完全見切り発車で書いた短編です。どういうラストシーンになるか全く分からないままに書き進めていきました。 もしかすると、事前にちゃんとストーリーを考えた作品より、案外こっちの方がいいのかも知れませんね。ちょっと安心いたしました。 ありがとうございました。
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