七夜 久遠

全てが終わるのは……
代表作の多い味志さまの作品ですが、私はこちらから読ませて頂きました。 それぞれのキャラクターの視点、描写がとても綺麗で物語に入っていきやすかったです。 作中に出てきた洋楽も、詳しくない私でも馴染みのあるもので(学校の英語の授業などでやっておりました)、懐かしさを感じつつ。 それぞれのキャラクターの抱える暗い思い。 置き去りにしたい過去と憧憬。目を瞑って耐える宵闇。 家族、家庭のあり方はそれぞれですけれど、3つが1つに交わるラストは儚くも美しくて……思わず息を飲みました。 人によって好みが分かれるかもしれませんが、とても素敵な作品だと思います。 (一部苦手な描写がありましたが、それも然程気にせずに読めました。) 味志さま、素敵な作品をありがとうございました(*・ω・)
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ありがとうございます。 作品レビューは、『@自分』の『コメント』に入らないので、随分と旅をしてきたかのような返事の遅さになりました。済みません。 試行錯誤で苦しみながらつくった作品でした。 この辺りから、ある種の短編のつくり方が定まってきたような気がします。 基本、暗い作品や、闇を抱える子供が多いのですが、あまり直接的な表現はしないようにしています。 多分、ひどい作品もあると想いますが。 それにしても、本作から入るとは、マニアックです。笑 ありがとうございます。
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