moco.i

クリスマスの優しい物語、でもきっとそれだけじゃない。
拝読いたしましたm(__)m まずは10日目お疲れ様でした!とてもかわいいクリスマスにぴったりの童話でした。 なんともかわいい子猿のラックと年老いたサンタクロースのドレッド。ラックを叱りながらもドレッドのラックに対する愛情を短い文章の中で感じる冒頭。そしてそれを見守るトナカイのニトラス、クリスマス感満載の物語の始まりに、何が起こるのかとわくわくしながら読み進めました。そうですね、お留守番ばかりでは淋しいですよね。でもドレッドは自分の仕事をいたずらラックに手伝ってと言ってくれます。それはラックにとってお留守番をしなくてよくなっただけでなく、自分の成長を認めてもらった風にも感じられたのではないでしょうか。でも、ちょっとした失敗をしてしまうラック。きっと一番落ち込んだのはラックだったと思います。 でもその失敗を素敵なアイデアに変えてくれたドレッド。 悲しいシーンもあったけれど、それも含めてクリスマスの心優しい物語でした。 でもね、このお話はクリスマスの物語としてだけではなく、子育てをはじめ、『人を育てる』ということにたくさんのヒントをくれる物語ではないかと思います。少しだけ高いハードルと、失敗を責めるのではなくそこからアイデアへと繋げる前向きな思考。 一度目は素直にクリスマスの優しい物語として、二度目はもうひとつの側面を意識しながら拝読し、ちょっと反省もしていました。 リアルの学びにも繋がる素敵な物語をありがとうございました。
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moco.iさん、側面にも光を当てていただいて嬉しいです(^^)『人を育てる』という視点では、僕もドレッドを見習いたいと思います。実生活ではなかなか難しいので……(汗)素敵なレビューをありがとうございました!
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