銀色栗鼠人

描くのが難しい子供というものを描ききっておられる。
まず一ページめの匂いの描写が印象的でした。 幼子ががんばる姿に「はじめてのおつかい」というテレビ番組を思い出しました。 いっぽうでケーキの箱のなかでももうひとつの奮闘があり楽しい気持ちで読めました。 音楽家のおにいさんの活躍も兄弟の目にはあやしげに映って、どろぼう呼ばわりされるところでもまたにやりとしました。 トリを飾るにふさわしい優しさに溢れた素敵な作品でございました! すばらしい企画をありがとうございました!

この投稿に対するコメントはありません