エブリスタ
さがす
本棚
通知
メニュー
コメント
下校 七歳の一人歩き
小原ききょう
2020/1/7 12:11
なぜか、かっこういい!
こういう情景を書けるのは才能だと思います。 まず、出だし。何事が起こったのか? と読み進ませてくれます。 主人公の慌ただしい思考が駆け巡ります。 そして、大事な娘の存在が平行して描かれます。 有り触れた日常が一件のメールで一変してしまう。 誰にでも起こりうることですが、 それがスピード感溢れる文章、緊迫感溢れるタッチで綴られていくと、 ただ事ではない・・そう思えてきます。 実際にただ事ではありませんが・・(ネタバレは伏せ) 最後の主人公の思考は格好よく、感動もあり共感さえ覚えます。 人間は「微妙なバランス」の中で日常を送っている・・そうも思いました。
いいね
・
2件
コメント
この投稿に対するコメントはありません
小原ききょう