三上優記

レビュー
遅くなって申し訳ないです。三上です。レビューを書かせていただきますね。 ・発想が面白いです。  →音楽と食べるって結構かけ離れていることだと思うのでそこをどうつなげてくるのかなぁ、という面白味を持って読める作品だと思います。 ・食べ物の描写が上手い。  →うどんがとっても美味しそうです。読んでてちょっとお腹が減ってきました。出汁の味わいやうどんの具、といった細やかな描写が食欲をそそります。食べ物系の小説が読んでみたい。 読んでて個人的に少し気になった部分や引っ掛かった部分としましては……。 ・1ページ目の導入部分  →ちょっと冗長的だなぁと感じました。主人公たちの状況を説明するのは大事ですが、少し短くしてもいいと思います。特にこういう短めの作品なら、スパッと本題に入った方が読者を引き込みやすいのではないかな? と思いました。 ・主題  →この話は食欲と音楽を巡る話だ、僕はと思ったのですが、最後の部分で透子さんが出てきたのが引っ掛かりました。 あれ? 最後は結局恋人の力で解決しちゃうの? 食欲の話だったのに最後は愛の話みたいになっちゃったぞ? という感覚で、少し……文の流れにブレを感じました。 イベント参加ありがとうございました。
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三上さん、ていねいな感想ありがとうございました!音楽と食べること、こじつけっぽいかとも思ったのですが音楽をしていると「ああー食べたら今のいい感じが消えてしまう」と葛藤することがあり、そこから発想を広げてみました。 冒頭、もっと簡潔にですね……短編って難しいですね……まだまだ修行が必要です。テーマのブレは自身の他の作品でも気になっていたことだったので、次回作に生かしたいと思いました。 丁寧に読んで下さったことが何より嬉しいです。ありがとうございました!
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