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土佐屋治兵衛
土佐屋治兵衛
2020/1/17 21:28
去年の話で御座います。 林真理子先生が芦田愛菜様と対談したときに、現代の子供達が小説を読まない原因として夏休みの読書感想文だと仰っておいででした。 押し付けられて読むと、気持ちが半減するという意味があるのかもしれませんし、なにより興味がないのに無理やり読まされて、感想を書けじゃ、かなり本を嫌いになる要因があるので御座いましょうね。 土佐屋も最近ふと思っていることが御座います。それは、小説は敷居が高いということも一つの要因になるのかもしれなと思うので御座います。 それは文法という決まりごとが他の芸術よりも多いのも新しいことが出にくい枷となっているような気が致します。 若い人は音楽を創ったり、絵を描いたりと他のジャンルは盛んなれど、小説は、情報の伝達が優先され過ぎて文法という法則(法律にかなり近い)が存在しております。それを確実に踏襲していないと、作品としての価値は無きに等しいと言われております。そこが敷居が高すぎて、それを超えないと新しい事が出来ない環境が小説を盛んにしないのではないのか、つまり、目新しい読者を作り出すことが出来ないのではないだろうかと考えてしまうので御座います。 文章で表現するには、まず、決まり事ありきであり、第一にそれを完璧に熟(こな)さないと小説とは言えない。もちろんそうで御座います。文は伝達の手段であって、伝達するために事細かく決まり事を決めておかないと伝わらないとなっているからで御座います。 でも表現は確実に伝わらなくても感じ取るもので御座います。ピカソ様の座る女(マリー・テレーズ)、岡本太郎様の太陽の塔。事細かな意味など通じませんが何だか凄いものを見たという感覚は確実にあります。文芸には、それがあるのか。 明治、大正での作家様は、あくなき文字の挑戦をしておられた。そういう息吹きが当時の小説を読むと感じられます。が、せっかくこのような誰でも気軽に投稿できるサイトがあるのに、前衛的な文章をお書きになられている御方が少ない、いるにはいるんですけど、ひっそりとしておられますね。 読み手は、ライトノベルという間口で小説を読むようになってきている昨今、芸術と呼ばれる文学も活気づけばいいのにと土佐屋は思います。 だからといって、土佐屋が書くのは芸術作品で御座いませんよ。 人は出来る事しか出来ないので御座いますから(;^_^A
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新開水留
2020/1/17 21:59
仰るとおりかもしれませんねえ。僕は学や経験とは程遠い人間なので、基盤となる知識は何もありませんし、もちろん前衛的な作品も書けないのですが、『敷居を引くく』というのはなんとなく理解できます。というのも、僕が感銘を受けた作家に三浦綾子さんとおっしゃる先生がおられまして、お亡くなりになられてしまったのですが、文体は誰が読んでもすんなりと理解しやすく、物語がすっと頭に入ってくる。難しい表現を用いず、それでいて誰にも到達できないような、人間の奥深い所まで汲み取ったヒューマンドラマを数多く残されました。文学は芸術であると同時に、エンターテイメントでもあるんだなということを知り、そして「生きるとはどういうこ
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土佐屋治兵衛
2020/1/17 23:01
なにか、落ち込むようなことがおありになられたのですね。 つぶやきでいつも元気に発言されていて、凄いなと感じておりました。土佐屋は、あそこまで元気に自信たっぷりに言えない身なので(;^_^A、とても尊敬しております。また、新開様の作品もとても展開が意表をついていて面白いですね。でも土佐屋の呟きで頑張れそうなれば嬉しゅう御座います。(*'▽') 文芸は、世間では敷居が高すぎて、誰もが気軽に芸術を楽しめない世界で御座いますよね。誰でも気軽に書ける、そして、読むことが出来るような状況を創るためには、新しい事も気軽にできる状況が望ましいで御座いましょうね。 音楽ならインディーズと
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宇南
2020/1/17 22:45
支持!!!!
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土佐屋治兵衛
2020/1/17 23:25
嬉しい!!!
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