西村 好華

夜に読まないでください
要所要所で仕掛けられた恐怖が波のように訪れる。過ぎ去っては次、過ぎ去っては次と。しかし、決して設定からブレずに物語は進みます。 最初に、読者をミスリードさせる文章力もさることながら、念入りにストーリーラインが組まれています。そして、最後の綾の手紙。物語の謎として最初にでた手紙というツールが、読んでいる読者の気持ちをざわつかせ、無駄にせず締めくくられる。本当に見事でした。 最初はホラーとして書かれてたとのこと、途中でミステリーに変更されたとありましたが、読んでいてそのような強引さは感じませんでした。もしかしたら、プロット段階でA案とB案とあって、進行具合でどちらでもいけるようにされていたのかな。そんな気がします。 さすがは最終候補になる作品。恐れ入りました。
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西村好華さん、さすがのレビューをありがとうございました。 的確に本編の意図を汲み取って見事に表現していただきました。実績のあるライターの西村さんだけあって構成や技術面にしっかりと目を凝らして読んで下さっているのが分かります。いいかげんな作品は書けないなと気を引き締めたくらいですよ~(^^) ホラーからミステリーに移籍したのはジャンルだけの話で内容は弄っていないのです。ただ当時は初めてホラーに投稿したので誰も相手にしてくれなかったという感じだったのです。今はこの作品の評価と「DARMA」の評価で逆にホラー住人さん達に感謝しているくらいです(^-^) 僕はプロットを作らいないで一発書きのタイ
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