しっかりした独特の世界観で、読み応えがありました
本編が別にあるとのことですが、独特の世界観がとてもしっかりと作られているため、この物語単体でも充分楽しむことができました。 やはり質の高いファンタジー作品は、どこを切り取ってもきちんと物語として成立するものですね。 人外の存在が主人公の物語自体は珍しくはありませんが、セレイちゃんのような人より鳥に近い姿をした種族が主人公というのは初めて見るパターンでしたし、他のみんなもそれぞれ種族ごとに異なる特徴があって、興味深く読ませて頂きました。 途中のバトルも迫力があって面白かったです。 セレイちゃん達を蔑む人々がいる一方、彼女達を対等に扱ってくれる心優しい人々もいることがわかる、心温まるラストがまた良かったですね。 本編の方も拝読させて頂こうと思います。 ありがとうございました。
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二瀬幸三郎です。 御高覧いただいた上、このようなご感想まで賜り、ありがとうございます♪ 後書きにも書きましたが、元はコンテストに出すために書いたもので、「審査員が本篇を読まずとも世界観が解るように」という意図もありました。 その時のコンテストは諦めましたが、後に別のコンテストに出品した際は入賞を頂くことが出来ました。 また、本篇の長い世界観解説を如何に短くするかということにも気を掛けたことも憶えております。 作者が言うのもなんですが、セレイみたいなタイプ(見た目)の主人公はまず見ませんねぇ…… 本作は、本篇では(本篇主役のモミジ、そしてセレイ以外の)異種族は顔見せ程度の出番だったので、そ
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