二瀬幸三郎

贖罪と再生の物語
二瀬幸三郎です。 拝読いたしました。 「目が覚めたら[死骸]となっていた……」 この衝撃的な始まりから惹き込まれました。 魂をおぞましき〈屍者(エシッタ)〉に移し替えられ、[女屍霊術師]により[贖罪の旅]と称して放り出された先で、男は失われた過去とその[罪]を知ることになる…… 顔役のマイスタ、ハーマネン女医、エステルとカイファ…… そして[死の聖騎士]ユディート…… 様々な人との出逢いが封じられていた記憶と事実を呼び覚まし、その代価を支払うが如く様々な出来事により、徐々に身体が欠損していく…… そして頭部のみとなり、ついに迎えた審判の刻と、予想外の結末………… 一見巻き込まれた形で遭遇した事件や、それによって偶然の形で邂逅した人々が全てラストに昇華していく様子はまさに運命…… 特に、ユディートは主人公にとって必要不可欠な旅の水先案内人…… 決して派手な展開ではないものの、流れるような文章で紡がれる、まさに[贖罪と再生の物語]でした…… 素晴らしい物語をありがとうございます♪
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二瀬幸三郎さま こんばんは。御陵です。 お返事、それに御礼が遅くなりまして、申し訳ありません。 今回も、素敵で身に余るご感想をありがとうございます。 今でこそ、多くの方にお読み頂けている本作ですが、最初は書く予定がなく、プロットもないところからスタートしました。 しかし、二瀬さま初め、予想以上に大勢の方がお読み下さっていることが分かり、何とか完結まで漕ぎ着けることができました。 併せて本作がある程度認められるところに至れたのも、やはり二瀬さまほか、大勢の方のお力添えがあってのこと。 改めて御礼申し上げます。 ……本作を終えて、しばらく沈下迷走気味の御陵でしたが、最近ようやくまた書き始める
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