構成を工夫されたら、もっと良くなると思います
時間はかかりましたが、全て拝読させて頂きました。 タイトル通り、構成を工夫されたらもっと良くなるのではというのが、最初の印象でした。 如何せん、黒幕をバラすのが早過ぎたように思います。 黒幕の名前が出た後も日常部分が結構なページで描かれていましたが、なまじページがある分、どんでん返しがあるのではと身構えてしまい、結果何もなかったので、肩透かしを食らったというのが正直なところです。 「本当にあれが真相だったのか!」と、逆の意味で驚きはしましたが、この構成ならもう一捻り欲しかったですね。 大典氏が黒幕の意図に気付いていながら、終盤で再び姿を現すのも、論理的整合性が取れていませんし、物語の説得力を損なっていたように思います。 大きなスケールの物語を書こうという意欲は伝わってきましたが、やや空回りしている印象を受けたので、構成と論理的整合性を意識して書くようにされたら、更に伸びるのではと思います。 今後とも執筆頑張って下さい。
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佳景さん、じっくりと拝読され、またその都度スターまで頂き本当にありがとうございました<(_ _)> 佳景さんほどの実績のある方に読んで頂けると、色々な穴やボロが浮き出て来るもので感心させられました。プロ作家に選評していただけたようでとても参考になりました。 書かれてあるように黒幕を早くに読者に分からせたのは、その時点では読者にも理紗子の立場で「まさか、そんな事があるはずはない」と思わせて、最後に「やはりあの話は本当だったんだ」とゾッとさせる効果を狙い、しかし「時既に遅し」という後悔と無念さを体感させる構成のお話のつもりだったんです。 そこへもう一捻りとなると本来伝えたかったリ
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