リコピン

爽やかな気持ちになりました。
とても楽しくあっという間に読んでしまいました。 今までは周りに守られ自分の為に生きていればよかった少年が誰かの為に自分の持てる力を使うことが喜びに変わる。 そんな本当に大切な瞬間を覗かせてもらった気持ちです。 悩んでもがいて自信をなくして。 こんな時に寄り添ってくれる人がいるとこがどれだけ素敵なことか。 寄り添うってこういうことなんだな〜自分なら歯がゆくてつい口出ししてしまいそうで湊都に頭が下がります。 焼き芋のシーンは幼かった自分との決別式のようで少し微笑ましい中にも神聖なものを感じました。 あの、渡された本を読まずに燃やした少年も私は読んでいたと思っています。 読んだと素直に言えなかったこと、感想を言い合える友達になるはずだった友人を傷つけてしまったことを苦い思い出にして大人になっていったのだろうと。 読んだ後もちょっとウキウキするような気持ちです。 素敵な時間をありがとうございました。
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★リコピン様★ このたびは「或る小説家の話」に素敵なレビューを頂きましてありがとうございました。とても深く読み込んで下さって、作者の私自身もハッとする言葉を頂きました。特に本を燃やしてしまった少年の考察に驚かされました。(最初、小説を通して分かり合える描写にしたのですがしっくりこなくて、上記に書き直したのです)とてもいい「解」を頂けた気がして晴れやかな気持ちになりました。ありがとうございます!
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