「今の君に必要なことは・・・ためらわずに跳ねること、あの猫たちのように」
ミャンマーに猫が跳ねるというお寺がある・・・ スコットランドの大男との会話から、なかば取り憑かれるようにその寺に行き、そこで実際に猫たちや僧侶と出会う紀行文。 ボヘミアンなカメラマンである筆者は、自分の生き方について悩みながら、東南アジアを旅します。 自ら歩き、目にし、ファインダーに収め、触り、食べ、暑さに喘ぎ・・・実際に経験したことが、素晴らしい文章と、ピントと露出バッチリのモノクロ写真で疑似体験できます。インスタ映えを意識したような、誰もが撮るようなスマホの写真ではない、魂の写真です。 COVID-19流行が、我々の生活様式をすっかり変えてしまいました。 旅行すら自由にできない今、仕事や将来の夢について、生き方を模索している若い世代に読んで欲しい。 作者は自分に語りかけます。 「今の君に必要なことは・・・ためらわずに跳ねること、あの猫たちのように」 ちょっと前まで若かった世代の読者にも、自分を考えなおし、見つめ直すきっかけになるのではなでしょうか。 猫はお寺で果たしたて本当に跳ぶのか・・・本編で確かめてください!
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たやすさん、いつもご贔屓にどーもです。 何だか、自分の書いた文章をこんなに俯瞰する日がこようとは。 数々の最高の誉め言葉ありがとうございます。 私は写真が主な武器なので、あまり文章そのものには今も自信がありません。 それで、ついついキャッチーな写真を多用してしまうのですが、おかげ様で少し自信が持てそうな気分になってきました。 本職の写真の方はそこそこ発表の場所があるのですが、長く書き溜めてきた文章のほうは、そういうわけにはいかず、こうして、多くの執筆家の方々の目に止めてもらえる機会はこのエブリスタが初めてでした。 たやすさんをはじめ多くの優秀な作家さんの作品を読むことで、日々勉強している
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こちらこそ、コメントのやりとり嬉しく思います。 ホームページ拝見しました。素焼きの壺の猫、文字の入ってない写真が見れました。跳んでる猫はないのですね? 私はカメラ、全然素人です。まあだいたいのことだけ。 中建さんの逆光モノクロカラー写真の雰囲気、一発で好きになりました。でも、カラーもすごくいいですね。もともとはリバーサルフィルムですか?iPadとかで見ると、全部リバーサルっぽく見えますけど。 エッセイの文章、素晴らしいです。 エブリは、女性作家が多く、エッセイは、子育てとか、コロナウイルスとか、仕事で出会う変な人、困った人、そんなのばっかりです。その中で、中建さんのエッセイは、突出してい
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