滝川創

音楽好きな人にもそうでない人にも
音楽が衰退した世界を描く本作ですが、設定がとてもよく作り込まれていて、その世界に没頭できます。 登場人物も個性的で、特にミラのお兄ちゃんが強烈でした。 伏線にも緻密な構成にも感嘆させられました。ここまで複雑な世界を読む者に理解させることができるのはすごいことだと思います。 にねさんの音楽への愛が伝わってきて、やっぱり音楽って素晴らしいなあと改めて感じました。 素晴らしい作品をありがとうございます。
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滝川創さま 長編までお読みくださり感謝の極みです。ありがとうございます。 音楽を作ってらっしゃる滝川さまにこのような感想をいただくと、なんだか照れくさい気もします。 私はミラのようにすべての音楽を愛しているとはいえません。細分化されるジャンルの中でも偏ったものしか聴きません。でも、心揺さぶる歌詞だったり、とある記憶や出来事と強く結びついたことでちょっとだけ特別になったり……そういう音楽を、ふとした瞬間に聴いて、涙を流すことがあります。かといえば、音楽があるから、前を向いて頑張れたりもします。だから、私は音楽が好きです。 ミラのお兄ちゃん、じつはお気に入りなんです(^^)長編にしては登場人物の少
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