西 東

宇宙、ロボット、モンテカルロ?
モンテカルロ法(律)という馴染み薄いながら興味を惹く言葉と宇宙移民船の言葉に、「宇宙が舞台だ!」とワクワクしたのが最初です。 ハイ・カキンゼーの設定は面白く、ランダムでも決められた選択肢が常にあるこの世界の人には異質な存在だろうなと感じたのは、その前に丁寧に書かれた日常があったからでしょうか。 宇宙空間でのロボットと謎に満ちた敵との戦いは、相手の目的が分からない状況もあって不気味さと手に汗握る展開が楽しかったです。 登場人物も個性的で、特にドクターの性格は、人としてどうなのかと問題視される部分と憎み難い部分のバランスに何度も笑わされました。 まだ続きがありそうな終わりですが、三原則を破る選択を採った「マーマ」の考えは、人が人と戦う選択をする時と結局は同じなのだろうかとも考えてしまいます。人ではなく敵と割り切らないと手は下せませんよね。
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西 東様 感想ありがとうございます! 自分は最初の設定をどっかやっちゃったりジャンルSFじゃなくなってるなと思いながら書いていたのでSFをちゃんとやられている方に読んでコメントもらえて恥ずかしいような嬉しいようなです。ペコメもありがとうございました。
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八分粥さんへ お早うございます。 コメント有り難うございます。 特典が付いた様ですので、また後で楽しませて頂きます。 ……自分もきっちりしたSFは難しいです。

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