高杜 凪咲

 6月も最終日ですね。  エブリスタのお祭り、楽しんでいらっしゃいますでしょうか?  さて、そんなお星様にちなんで、新作を書きました。(思い付きです) 「星今宵の茶事」https://estar.jp/novels/25667525  以前から、「その趣味、作品に是非」と仰って頂いていたわけですが、「無理です無理です。だって、思い返してもやらかした記憶しかないし・・・」という情けないことを思って避けていた茶会を書いた作品です。  まさか、こんな作品が出来るとは・・・と自分でも驚き。  書きながら、知識足らないと本を開き、ネットで調べものしまくっておりました。かれこれ20数年習っているはずなのに、全く身になっていないポンコツです。  思い出深い茶席は、未だに語り継がれる「氷の茶席」。  いえ、氷がふんだんに使われた茶席ではありません。私が点前を担当した、家元主催の濃茶席の一席で起きた、空気が凍り付いた茶席のことです。  凍り付かせた原因は、私ではなく正客だったわけですが、その緊張感に耐え切れず、うっかり湯杓を落とすという粗相をしたのは、未だに鮮明な記憶です。 「濃茶席は格式高い茶席だ。点前を見てるんだから話しかけるな」 という一言に、点前をしてる私は 「(ヒィィィ、見ないで、間違えたの誤魔化せないからぁぁぁぁ!!!)」 と、心の中で悲鳴を上げ続けた結果の粗相でした。  なんて内容の作品ではありませんが、初挑戦ものです。何が散りばめられているか、推理してみてください。
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